数学の通信教育の紹介
目次
医学部向けの通信教育の内容
よろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いします。
本日は、新しく始めた医学部向けの数学の授業について聞きにきました。いったいどのようなものなのでしょうか?
はい、簡単に言いますと、僕が数学のプリントや動画を用意しました。それを見て、自宅で一人で勉強してもらいます。
そしてこれは選択制なのですが、授業はなし、あるいは、毎週決まった時間に20分スカイプで1対1の授業をします。おもに一週間分の質問をしてもらうという形で進めていこうと考えています。
なんだか新しいスタイルですね。これまではプリントは使わずに毎週80分の授業をしていたと聞いておりますが・・・
はい、これまではいわゆる1対1の授業で、ちまたによくある個別指導塾や家庭教師と同じように進めてきました。ただ、それだと指導できる生徒数に限界があります。
これまでの授業スタイル
以前の河見さんのホームページを見たら、常に満席あるいは生徒の募集はしていませんでしたよね。
はい、おかげ様で常に満席でした。多い月は、月曜日から土曜日まで朝から晩まで平均で12時間、月の授業時間だけで300時間は超えていました。
300時間ですか?
はい、300時間です。多いですよね。自分でもびっくりです。おそらく日本で一番指導時間の長い講師だったと思います。
よくそんなに長い時間、授業できましたね。体力的に大丈夫だったのですか?
体力的に疲れたというのはいっさいなかったです。元から、元気だけが取り柄ですから(笑)ただ、時間がないのがきつかったです。1年が終わって、「今年自分何をしたのかな?」って振り返ると、「授業をした」以外思い出せない・・・それは、ちょっとむなしかったですね。
ただ、受験が終わった後に合格体験記を書いてもらうんです。毎年、何名かの人に書いてもらいます。それがたまるのが心底嬉しかった。
ちょっと偉そうになるけど、多くの人はたぶん僕がいなかったら大学に受かっていなかったと思うんですよ。もし、僕がいなかったらその人は夢を叶えることができなかった。
お役に立てたのは心底嬉しいです。「ああ、これだけ多くの人の夢を叶えるお手伝いができたんだなぁ」なんて勝手にほんわかしています(笑)
僕のところは大人の方もよく来ていました。
再受験の人も多く合格!
再受験の人も多いそうですね。
再受験って一言で言っても、いろいろな人がいます。
「10年以上も医学部に落ち続けている人」「医学部に行きたいけど、結婚していて地元の難しい医学部しかいけない。しかも勉強時間もとれない」「まだ1歳の赤ちゃんがいます。でも、今年中に看護の専門学校に受からないとまずいんです」「怖い?奥さんにいろいろ言われながらの教員採用試験で再就職」
そんな人たちに、「なんとかしてください」と言われるんです。断る訳にはいきませんよね。
で、応募があるままに、いろいろと授業をしてきた。
中には、こっちがなんとか時間を調節しているのに、自己都合で勝手に辞めていった人もいます。でも、当然悲しいことなんですけど、一生懸命頑張ってくれたのにうまくいかなかったこともある。
まあ、いろいろありましたね。
いろいろありますね。やはり、うまくいかない人もいらっしゃるのですか。
その話は、またあらためてお話しします。もちろんうまくいかなかった人もいます。ただ、本当に頑張ってくれてうまくいかなかった人は、僕の記憶の中では一人です。
今回のテーマとはそれてしまいます。先ほどもいいましたが、またあらためてお話します。
延べ3,000大学以上の大学入試を解いてプリントを制作
去年あたりから授業時間を減らしたと聞いていますが・・・
はい、一昨年あたりから授業時間を減らしています。新しい生徒さんはほとんど、とっていません。そのため授業時間も大幅に減ってきました。月に100時間くらいかな?以前の3分の1くらいですね。
その時間にプリントを作成されていたのですか。
はい、そうです。効率を考えたら、僕が1対1で教えるのが一番よいです。当たり前です。
でも、お互いに時間の制約がある。再受験の方でしたら働いている人もいますし、そう簡単に時間を作ることができません。
ですから、一人でもできるように独学用のプリントをひたすら作っていました。
なんでも、過去10年分延べ3000大学の入試問題に目を通されたとか・・・ちょっとにわかには信じられないのですが?
はい、延べそれくらいの大学に目を通しましたね。
大変じゃなかったですか?
もちろん大変でしたよ。でも、目を通しました。
突然なんですけど、僕大学は気象専攻でした。
あっ、そうなんですね。
地元が兵庫県で、卒業論文は兵庫県の雪のデータを調べました。
兵庫県って雪降るのですか?
そんなイメージありますよね。西日本でも日本海側や山沿いはすごく雪が降ります。広島県や岡山県も北部の方がすごく雪が降ります。
兵庫県北部の中心地は豊岡っていうところなんですけど市街地でも1メートル降ることも珍しくない。北陸や東北より雪が多いことも多いですよ。
ごめんなさい、天気オタクなんで、質問されると余計なことまで話してしまいます。
卒論の話でしたよね。
はい、卒論は雪のデータを調べました。雪のデータを一番持っているのは気象庁ではなくて国土交通省や県の土木事務所なんです。道路を除雪するのに必要で積雪を測っています。
兵庫県の場合、気象庁は雪を測っているのは4か所。でも、国土交通省だけでも10か所以上。県の土木事務所の場合100か所近く測っていたと思います。
もう、ずいぶん昔のことなのであっているかどうかはわかりませんが、そのくらい測っていたと思います。
国土交通省や土木事務所が雪を測っているなんて意外です。
そうですよね。普通はそうです。で、僕その積雪のデータをもらいました。ですが、そのデータは紙にかかれたデータでした、卒論で利用するにはデジタルデータにしないといけない。
国土交通省や土木事務所ってそこまでアナログなんですか?
今は、どうかわかりませんが、僕のときは紙データでした。特に昭和50年代くらいかな?それ以前は手書きで、読むのも難しい。
数字の1と数字の7の区別がつかない人がいるんです。一昨日75センチ、昨日10センチ、今日60センチ。あ、これ1と7読み間違えたな。昨日は10センチじゃなくて70センチだな、なんて感じです。
今なら分かりませんが、当時はデータをデジタルデータにするにはすべて手入力するしかありませんでした。
手入力ってなんだか大変ですね。
大変でしたよ。入力するだけで数百時間かかりました。貴重なデータだったということで、大学がそのデータを買い取ってくれました。
アナログデータをデジタルデータにする、それだけの非常に価値のある仕事だそうです。
で、そのデータをひたすら手入力しているうちに、だんだんと傾向が見えてくるんです。
傾向ですか?
はい、昔と今の雪の振り方の違いを調べていました。ひたすら手入力です。手入力のときは、何も意識せずにやっているのですが、「ああ、この年は沿岸部が雪が多かったんだな」とか「昔に比べて内陸部の雪が増えてきている」とか、そういったものがどんどんと頭の中に入ってくる訳です。
雪のデータが頭にインプットされているので、卒論は自信をもってすすめることができました。
作家の中谷彰宏さんが、「僕たちの時代はなんでも手作業でやってきた、大変だったけど、でもそれが良かった」ということを本の中でおっしゃっていました。
その気持ちを本当によく理解することができました。今の時代でしたら、スマホのアプリで手書きの雪のデータを一瞬でデジタルデータにできるかもしれません。
そんなアプリがあるかどうか知りませんよ。ただ、もしできたとしてもただそれだけ。自分の頭の中にデータが入ってこない。やっぱり、手作業が一番重要なのかな?と強く思います。
今回受験問題を調べるのもそうでした。
時間もかかるし、大変ですし、似たような問題ばかりなので、もうイヤになるなんてことありますよ。ただ、「全部やってやる!」なんて単なる変な意地でやってしまいました。
大量の過去問を見て分かってきたこと
なんだかすごいですね。それで、何か傾向は見えてきましたか?
数学IIIの微分積分の問題ですが、以前からまったく変わっていない。驚くほど変わっていませんでした。
僕が受験生のとき、もう20年近く前ですね。そのときから、まったく変わっていない。ですから、数学IIIの微分積分は、新しい問題というよりも昔から「この問題が重要ですよ」と呼ばれている典型問題があります。それを解いたらいいのかな?と思います。
他にも、もちろん変わった点もあります。大学によっては、かつては難しい問題ばかり出題していたのに、今は難問はほとんど出題しない、などあることはありますが、大きくは変わっていないような気がします。
細かい点を言い出したらいくらだでも出てきます。ただ、どこの大学を受けるにせよ、有名で典型と呼ばれている問題を繰り返していたら、合格最低点は取れてしまいます。
結局あたりまえのことかもしれないですが、難問・奇問に時間を費やすのではなく、標準的な典型問題を繰り返し、繰り返し解くということが重要なのかな?と思います。
対象者は、地方国立の医学部、中堅私立大学医学部です
今回はプリントを作られたということですが、対象者はどういったレベルの方でしょう。
対象者は、医学部を目指している人です。ただ、旧帝大や一部の単科の医科大学、そして上位私立大学では僕のプリントでは合格できないと思います。
いわゆる地方国立大学や中堅レベルより下側の医学部です。
河見さんのプリントでは、上位医学部志望の人がやっても意味がないということでしょうか。
まず、僕のところに来てくれる人は「数学が苦手です。でも、頑張って医学部に入りたい」という人が多いんです。といいますか、医学部志望で、僕のところに来る人は、ほぼ全員数学が苦手でした。
その人たちは難関の医学部はそもそも志望しません。そういったレベルの大学で出題されない問題を作っても意味がないと思った訳です。ですから、志望校にあったレベルのプリントというものを作りました。
と言っても、作ったプリントは全然簡単ではないですよ。旧帝大と言っても東大、京大、阪大以外でしたら僕のプリントでも十分合格レベルに達することができるのかな?といった感じです。
東大、京大は問題のレベルが違うので、ぜんぜん足りないですね。あと阪大も20年も30年も前に比べたら問題自体はずいぶんと簡単になってきましたが、それでも難しい。それ以外だったら旧帝大でも、なんとかなるかな?といったレベルです。
ただ、もし旧帝大の医学部を目指すのなら相当な高得点が必要です。やはり僕の作ったプリントだけでは不十分ですね。とりあえずプリントを完璧にしてから、さらに難しいレベルの問題に触れておく必要があります。
初心者でもプリントに対応できる?
数学のまったく初心者の人がついてくることができますか?
どうなんでしょうね。それは個人個人によって変わってきます。初心者でもやる気があればついてこれると思います。
ただプリントの問題は「医学部に行くのだったら、最低限このくらい必要だよね」という問題を集めています。
ですから、これより簡単な問題がいいと言っても、医学部に行きたい以上、最低限このレベルのものを頑張ってもらうしかないです。
初心者向けにもっと簡単なものを作る。それで勉強してから今あるプリントにうつるというのはどうですか?
確かにそういった考えもあります。このプリントでもかなり簡単なところから扱っています。これよりレベルを下げてもどうなのかな?と思います。
レベルを落として簡単なものをやったとします。ですが、最終的にはどうせ受験レベルまで到達しないといけません。簡単なものからはじめて徐々にレベルアップをして・・・という考えもあるかもしれません。ですが、ほとんどの人はそれでは到達できないです。
山を登るとき急斜面を登って行った方が短時間でたどり着きます。ゆるやかだとラクはラクですが、時間があまりにもかかって到達できません。荷物を運んでいるのなら、荷物の中身が腐ってしまいます。
もちろん、「どうしてもムリだ」というのならよりレベルを落として簡単なものをした方がよいのかもしれません。ですが、それでは遠回りをしているということを認識しておかないといけません。
10年たっても受験レベルに到達できない、そんな人ざらにいますよ。
まったくの初心者で医学部に目指そうというのはよほどの覚悟がないとダメです。普通、医学部に行く人たちは、小学生のときから一生懸命勉強をしている。しかも、勉強の才能がある人。そんな人たちばかりです。
才能があって、小さいころから一生懸命勉強してきている人と勝負しないといけない。そんな、逃げ腰では合格なんて夢のまた夢。
厳しい言い方になりましたが、それが現実です。
僕、ど田舎の出身です。小さいころ遊んでばかりいました。それから、少しの間ですが東京都で私立中学受験向けの授業をしたこともあります。だから両方のレベルを知っています。
東京の小学生は凄いですよ。「小学生でこんなことしてるの?」って感じです。小学生3,4年生でもう等比数列の和の公式を導いているんですよ。信じられない。
小学生なんて僕はまだ九九は大丈夫かな?でも、2ケタの掛け算は怪しい、そんなレベルです。医学部に行くにはそんな人たちと勝負していかないといけないんです。
ですから、覚悟も必要です。問題が難しすぎるなんて言っているようじゃ合格はできません。
だからある程度の難易度がある訳ですね。
はい、ただ僕のプリントがすごく難しいか?と言えばそんなことないですよ。数学IIIをまったく勉強したことがない文系の大学を卒業している人でもついてきています。それで、できるようになっています。
「簡単か?」と聞かれれば「簡単ではない」です。ただ、「どうやってもついてくることのできないレベルか?」と聞かれえれば「頑張ったらついてこれます」といったものです。
例えば、東京から大阪まで500キロはあります。歩いていくしか手段がないとき、「今東京にいるけど、大阪に行きたい。でも500キロは歩きたくない」なんて言っても無理なんです。歩いていくしか手段がないのなら500キロあるくか、あきらめるか、2つにひとつです。
たまに「医学部に誰でもいける」ような宣伝をするような予備校があります。でも、そんなことは百パーセントありえないですよ。うまい口車にのせられているだけです。
医学部合格率8割越え!その圧倒的な合格率の理由
河見さんは、あまり宣伝をしないですよね。もっと宣伝をした方が生徒さんが集まるのではないのですか?
確かに宣伝したことないですね。これまでは、宣伝をしなくても次から次へとやってきて宣伝する必要がなかった(笑)
メルマガも数年間サボっちゃうこともある。でも、それでもついてきてくれる生徒さんを大切にしていきたい、ただそれだけなんです。
予備校でも2月、3月になるとテレビで宣伝が増えます。あれって2月、3月に流すと一番効率よく集客できるから、まあこんなことは誰でもしっていますよね。ただ、生徒集めはこんなものではない、日々どうしたら少しでも成約率があがるか、例えばホームページでのメルマガの登録率0.1パーセントあげるにはどうしたらいいのか?なんてことをずっと考えています。
たった0.1パーセントですよ。ただ、企業にとってはそれが重要なんです。
でも、僕って営業活動したくない。
さっき成約率の話をしました。僕の場合、成約率は低いほどいいと思いっています。なぜかと言えば、僕のことを好きでない人に来てほしくないからです。
どういうことですか?
僕のところの合格率は圧倒的なんです。最後まで授業を受けてくれた人の合格率は8、9割くらい。それも、10年以上も落ち続けている人や4浪もしているのにセンターで60点くらいしかいかない、精神的に困ってしまって学校にいけなくなった、そういう人たちでもと言っては失礼ですが、そういう人でも医学部に合格してくれています。
これって奇跡ですよね。普通、ありえないですよ。僕自身もびっくりしています。
医学部と言えば最難関。選抜をしての入会だったら8割以上の合格率はわかります。それでも、あまり聞かないです。選抜なしの、どちらかと言えば受験ではうまくいきそうにいかない人が多い。そういった人たちが合格するってすごいですね。一人だけでも凄いです。それが、何人もいるとは・・・秘訣ってあるのですか?
秘訣はさっきのあれですよ。僕のことを好きな人だけに入会してもらってるから。
僕のことを好きっていったら、ちょっとおかしいですよね。好きっていうか、ちゃんと信頼してくれているからです。
信頼するって、そんなに重要なんですか?同じ事をしていたら、同じような結果がでるんじゃないですか?
信頼することは後で話すことにします。まず、「同じ事をしていたら・・・」の疑問の答えですが、答えは「同じ事をしてくれない(笑)」
例えば、入会してもらったときお話をして、問題集を決定します。決して押し付ける訳ではないですよ。いろいろと話して問題集を決定します。「来週から頑張りましょう」ということで最初のオリエンテーションのようなものが終わりました。
で、次の授業のときに「やっぱりこの問題集がいいです」って、別の問題集をしたいって言いだすんです。
そんなことあるのですか?
なんでも友達から「その問題集はあまりよくないよ」と言われたらしいんです。で、その友達も何年も浪人しているのにいっこうに成績があがらない人、どんな問題集でもケチをつける人なんです。
お互い相談をして決めたのに、せめてうまくいっている人から言われて辞めるんだったらまだいいんです。でも、なんでそんなうまくいっていない友達のこと信じるの?
で、勉強法が確立できずに結局辞めてしまいました。
突然ですけど、今、船井幸雄さんのことを思い出しました。
船井幸雄さん?存じ上げません。
船井幸雄さん、もうお亡くなりになったのですが、日本で一番著名な経営コンサルタントでした。なんでも船井さんが若いころは、日本のほとんどのデパートが船井さんのクライアントだったらしいんです。そのくらい著名な方です。
船井幸雄さんが本の中で「どんなに私がアドバイスをしても、占い師に負けてしまう」とのことでした。僕、占いのことはよく分からないんです。もちろん、良い占い師さんもいらっしゃると思います。
でも、ホントに胡散臭い占い師さんに船井さんは負けてしまうとのことです。
日本一と呼ばれる船井さんのアドバイスを無視して、胡散臭い占い師さんを参考にするんです。で、当然経営破たんで会社はつぶれる。
この話を聞いて、本当に僭越ながら僕のと同じだな、と思います。
何も僕のやり方が一番だなんて思いません。むしろ、教えることに関しては僕なんかより予備校の方が上だと思っています。でも、それでも僕の言うことを聞いてくれて、一生懸命頑張ってくれた人がいる。そして、必死に頑張って合格してくれた。
一生懸命頑張って欲しいな、と思っているのに何浪もして難癖ばかりつけている人に負けた。勝ち負けではないんですけど、僕よりその胡散臭い人の言葉を優先したのかと思うと、気が抜けます。
そんなことがあるのですね。よく、物事が上達するには「素直」な人が一番と聞きます。
はい、そうです。この人だと思えば、自分の考えはシャットダウンして、その人の言うことをきく、そうした方がうまくいきます。
ただ、僕も偉そうにいってるんですけど、僕も素直には従えない。
「この人のことは心底信頼している。でも、でも、この部分だけはちょっと違うんじゃないかな?」なんて思って、言うこときかず。そして失敗します(笑)
「素直が一番、素直が一番」と自分の中に言い聞かせています(笑顔)
話が少し飛びました。先ほど、「信頼するってそんなに重要なの?」の話がありましたよね。
ちょっと胡散臭いんですけど、話しておきますね。
同じ事をしたとしても、「信頼している」か「信頼していないか」で大きく結果が変わってきます。
とあるアスリートのコーチの方がおっしゃっていました。選手の中でもコーチのことを信頼しているか、信頼していないかは分かる。信頼していない人は、どんなにやってもうまくいくことはない、とのことでした。
才能も同じような2人の選手がいます。同じコーチが同じメニューで2人の選手を指導します。
一方はコーチのことを信頼しています。もう一方はコーチのことを信頼していません。その場合、やっぱり結果がでるのはコーチのことを信頼している選手だそうです。
もちろん、コーチのことを信頼していると練習にも力が入った、そのため結果が出たのかもしれません。ですが、やっぱり信頼するって大きいことだと思うんです。
信頼って言ってもそんなに大それたことじゃない。「このコーチのいうことを聞いていたら、うまくなるんだな」その程度です。もし、不安になったら「この先生なら大丈夫。この先生なら大丈夫」と無理にでも自分に言い聞かせる。そうするとうまくいきます。
「こんなことをしていてできるようになるのかな?」なんて思いながらやっていても絶対にできるようになりません。今全然できなくても「自分は合格に近づいている」と思いながら勉強をすることが重要です。
医学部に合格した人がもつ、たった一つの共通点
なんだか自己啓発みたいになってきましたね
はい、すみません。こんな話し嫌いな人も多いと思うんです。でも、自分自身の受験時代の経験、そして数千時間(2、3万時間かな?)という授業の経験を通して、どうしても必要だと思うので伝えてきました。
僕のところにきて医学部に合格していった人。ぜったい奇跡ですよ。普通、受からないですよね。1人でもいればすごいのに、それが何人もいる。ぜったい、普通のやり方ではない。
僕は、単純に「この方針でいったら大丈夫ですよ」と言い続けただけです。数学の指導力は、予備校や学校の先生には負けています。ただ、いつも応援をしていて間違った道にそれそうになったときに、「そっちにいかないで、戻ってきてね」と軌道修正をしてきただけです。
授業で、突然号泣されたことも、切れられたことも、急にやる気がなくなってしまったことも、いろいろとあります。ただ、どんなことをされても、「その人が本気で医学部に行きたい」と思うのなら、僕は真剣に応援してきました。
あまり行きたくないのに、「僕は行きたいんです」なんて言う人には冷たい態度で接してしまったかもしれません。ごめんなさい。僕、そういう人には冷たいです。
スミマセン、いろいろと熱くなってしまいました。
それほど応援されたら、生徒さんも頑張るしかないですよね。それが、圧倒的な合格率の秘訣なのですね。
そう言ってもらえば嬉しいんですけど、ホントはみんなもとから合格する力があるんです。
でも、学生のときに数学の成績が悪かったため「自分は力がない」とか親から「あなたはいつでも途中で辞めてしまう」なんて言われて、それが意識に残っているだけです。
だから、全然難しいことではないんです。「これやってたら医学部に受かるんでしょ(ウキウキッ!)」って「自分のやっていることは医学部の合格に近づいている」と思いながら、毎日勉強していけば合格することができます。
望月俊孝さんという方が「叶う夢だからあなたに宿る」ということをおっしゃっていました。ホントかよ?なんて僕も否定的だったんですけど、ホントかな?と信じざるを得なくなってきました。
これを見ている人も信じられないかもしれませんが、もしあなたが本気で医学部に行きたいと思うのなら、行けるからこそ医学部に行きたいと思った訳です。
ですから、遠慮なくやってみてもいいと思いますよ。
ただ、医学部に合格するのは並大抵のことじゃないので、相当な覚悟が必要です。やってみようかな?という程度でしたらやめておいた方が賢明です。
もし、興味がありましたら、僕のところに連絡してください。
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